万年筆

モンブラン マイスター・シュテュック146(Montblanc Meister Stuck)のレビュー

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モンブラン マイスター・シュテュック146について


モンブランは高級筆記具のブランドです。
最近では、腕時計や皮革製品も販売しています。

万年筆にそれほど詳しくない人でも、モンブランの名前は知っていますね。

会社の同僚でも、万年筆には興味を持っていないのに、モンブランのマイスター・シュテュックのボールペンを使っている人が何人かいます。
それくらい知名度が高いですね。

数年前に高級ブランドの仲間入りをして、サポートの質が悪くなったとの評判を聞きます。

しかし、それでも『モンブラン』ですね。

フラッグシップモデルはマイスター・シュテュック149でしょう。

今回は、その1つ小さいモデルの146をご紹介します。

購入動機

この万年筆は、25年くらい前に購入しました。
ぼくが初めて購入した高級万年筆です。

それよりも前、中学校に入学した時に、両親から万年筆を買ってもらいました。
パイロットのショートタイプの万年筆、エリート(Elite)です。
当時、定価が5,000円だったと記憶しています。
まだ消費税もなかった頃ですね。

しかし、万年筆の使い勝手に慣れることはなく、あまり使用することはありませんでした。


社会人になり、何かの雑誌でモンブランの万年筆特集のページを読んで、この146を購入。
その頃はインターネットなどなかったため、情報入手する方法がなく、銀座の百貨店で購入しました。
はっきりとは覚えていないのですが、定価で6万円を超えていたはずです。

今思うと、社会人2年目でよく買ったなと思います。
現在は、マイスター・シュテュック146 ル・グランの定価は71,000円くらいです。

デザイン

見た目ですが、いわゆる仏壇系の色の組み合わせですね。ぼくはこのお尻の少し尖った丸みが好きです。

バランス型という、先端が丸みを帯びたデザインの万年筆の典型的なスタイルです。

ニブは全体が金色です。

ぼくが購入した翌年に、マイスター・シュテュック シリーズのニブは、金色と銀色のバイカラーに変更になったと記憶しています。
バイカラーの方が、高級感があって良いと思います。

いつの頃からか、ニブの根元が少し黄ばんでしまいました。
ちゃんと磨けば直るのかもしれませんが、この黄ばみも年季の入った味だと思って、磨いていません。

書き味

ニブは14金で、やわらかめに感じます。筆圧が低いぼくでも、書いているとたまに線が太くなったりします。
海外の万年筆は、総じてインクフローが良い傾向にあるように感じます。
乾きにくいインクを使用する場合には注意が必要ですね。

字幅を何で購入したのか、はっきりと覚えていません。
おそらくFの細字なのかなと思います。
国産万年筆のM(中字)くらいの線幅になります。
ただし、インクフローが良いので、国産のMよりも字幅が太く感じます。

インクフローは良好です。ごくまれに、手で文字をこすってしまい、ノートを汚すことがあります。

セミナーなどを受講していて、キャップを外したままで数分放置し、何かを書き留める。
そしてまた放置する。
こんなことを繰り返しても、インクフローが良いからなのでしょうか、ペン先が乾いて字がかすれるということはほぼありません。

持った感じは、ぼくには丁度良い大きさです。
ぼくは男性ですが、手が小さめです。

首軸の太さは、細くもなく、太くもなく、ほんとうに丁度良い太さです。

首軸が細すぎると指先に力が入ってしまいます。反対に太すぎると力が入らなくて、筆記時に安定感がなくなってしまいます。
この太さはぼくに丁度良い、快適な書き心地を提供してくれます。

ぼくはキャップをお尻につけずに使用します。なのでバランスが悪いとか、そういった感覚はないです。

購入当時、会社で使用していたのですが、線幅が太くノートの罫線に合わず、使いにくくてしばらくして使用しなくなりました。
その後も、時々思い出してインクを入れて使ってみたりを繰り返しました。

今思うと、ノートの紙質も良くなかったのではないかと思います。すぐにインクが滲んでしまっていた記憶があるためです。
今販売されているノートには、万年筆用のものもあり、恵まれた環境かなと思います。

使用していて気になる点があります。

ニブがささっている首軸にインクが付着することです。
もしかしたらぼくの個体だけなのかもしれませんが、使用していてたまに指先がインクで汚れます。
インクを吸入した後、きれいに拭ってから使用しても、気づくとインクが付着しています。
キャップの中が汚れているのかもしれないと思い、キャップを洗浄してみましたが、同じ現象を繰り返します。

みなさんの146はいかがですか?教えて頂けるとすっきりします。

総評

ペリカンの方が価格が安いモデルも多く、色合いも華やかなものもあり、買いやすいと思います。
ただ、モンブランはやはりモンブラン。
万年筆が好きな方なら、1本は保有しても良いのではと思える1本です。

持っているだけでステータスを感じさせ、仕事ができる人に見えるのではないでしょうか。

モンブランの万年筆の中でも、マイスター・シュテュックには歴史があります。

ぼくが好きな『太陽がいっぱい』という、アラン・ドロン主演の映画にも、このマイスター・シュテュックが登場します。149より少し小さく見えたので、勝手に146なのだろうと思っています。

古くからそのデザインに大きな変更はありません。

ぼくの手は、男性の中では小さいほうで、全長で17センチくらいです。

女性の手でも同じくらいの方が多いでしょう。

その中でも、149だと持ち歩いて使用するには大きいように感じました。

その点、146は小さすぎず、大きすぎず、調度良いサイズ感だと思います。

ジャケットの内ポケットに忍ばせたり、ペンケースに入れて持ち歩くのに良いですね。
普段から持ち歩いて使用することをお勧めします。

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