パイロット カクノ(KAKUNO)について
パイロットのカクノをご紹介します。
1,000円(税抜き)で購入できるカクノ。すごく売れているようですね。
この記事を書いているぼくも、確か10本以上は購入しています。
購入動機
雑誌で見たり、インターネットのニュースで売れ行き好調なことを知って、何となく買ってみたいなと思ったのがきっかけです。
最初に購入したのは、オレンジ色のキャップのMでした。
他にも、軸やキャップにたくさんの色があり、色違い、字幅違いで購入し、いろいろな色のインクを入れたら良いなと思い、何本も買い足しています。
現在、字幅はEF(極細)、F(細字)、M(中字)を、それぞれ何本か持っています。
一番よく使うのは、Mです。国内メーカーのFだとぼくには細すぎる気がします。
Mだと何も気にせずに気楽にリラックスして筆記できます。
10本以上も購入しましたが、今までに不具合にあたったことはありません。
さすが国内メーカーですね。
デザイン
子供用なのか、ニブに顔が彫ってあります。
初期バージョンは普通の笑顔、二代目はウインクした笑顔。
他に、くまモンのモデルも偶然見つけて購入しました。
当初は字幅がFとMのみでしたが、2018年8月に透明軸が発売されるタイミングで、
EFが発売になりました。
試しにEFも購入してみました。インクフローが良くてばっちりな書き味です。
他のFよりもインクフローが良く、Fの方が書き味が悪く感じます。
これは個体差かもしれませんが。
書き味は好きなのですが、プラスチックの軸やキャップが、微妙に安っぽく見えます。
小学生向けの文房具のようです。
LAMYのSAFARIのプラスチック軸より、このカクノのプラスチック軸のほうが、安っぽく感じます。
パイロットさんにはもう少し質感が良くなるように頑張ってほしいものです。
また、これは欠点だと感じているのですが、キャップにクリップが付いていません。
転がり帽子の小さな突起がキャップにはあるのですが、クリップはありません。
ペンをノートに挿して持ち運ぶ人には選ばれません。
コスト削減のためだとは思うのですが、クリップは付けてほしかったですね。
現在、別売りで金属製のクリップが発売になっています。
プラスチックのキャップに、後付けで金属のクリップはどうなんでしょう?
ぼくはつけたいとは思わないかな。
書き味
首軸には面がとってあります。LAMYのSAFARIほどではありませんが、持ち方の矯正を意識しているのかもしれません。
SAFARIの首軸の面は、ぼくはあまり好きではないのですが、KAKUNOの首軸の面はほとんど気になりません。
ニブはスチールです。
想像通りの硬さを感じます。
ただし、Mだとインクフローが良いのと、字幅が広いせいなのか、書きにくさは感じません。
Fだと、国内メーカーにありがちな、インクフロー渋めの硬い書き味です。
EFも同様ですね。
ただ、どの字幅でも、満足できないほどではありません。
日常使用しているうちに、ニブが慣れてきて書き味は良くなってくると思います。
総評
国内メーカーのしっかりした造りの万年筆を格安で使いたい。
万年筆を初めて使う。
こういった方にはおすすめです。
また、高価な万年筆を持ってはいるんだけど、気軽に使える1本がほしい。
そんな方にもおすすめします。
欠点はプラスチックの安っぽさですが、そこも良い方向に捉えて、カラフルな軸を楽しめる方なら問題ないでしょう。
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