カキモリのオリジナル万年筆について
数年前、蔵前にあるカキモリのショップで購入した、オリジナルの万年筆です。
もともとはセーラー万年筆のOEM製品で、銀色の金属部分が、金色に変更になっています。
プロフィットJr. 透明感がベースとなっている万年筆ですね。
![](https://hokkori-bungu.com/wp-content/uploads/2020/07/kakimori01.jpg)
雑誌でカキモリの存在を知っていたのですが、面白そうなショップだなと思っていました。
平日の昼間だというのに、多くのお客さんで店内は混みあっていました。
若い年代のお客さんが多かったように思います。
最初は、カートリッジが使用できるローラーボールペンがほしくなり、購入するためにショップに行きました。
購入動機
そこで偶然、透明の万年筆を見つけ、即購入しました。
カキモリの万年筆は定価が3,500円です。
セーラー万年筆のベースとなった『プロフィットJr. 透明感』は、定価が2,000円です。
デザイン
セーラー万年筆の、プロフィットJr.透明感とほぼ同じです。
違うのは金属部分が銀色から金色に変更されていることくらいです。
低価格の万年筆ですが、キャップはネジ式です。
ニブの乾燥を防いでくれることでしょう。
ニブの刻印は、プロフィットJr.と同じセーラー万年筆のものです。
![](https://hokkori-bungu.com/wp-content/uploads/2020/07/kakimori03.jpg)
オリジナル万年筆なのですから、そこはこだわってほしかったですね。
書き味
ニブはスチールでできています。
字幅は中細のみの展開となります。
![](https://hokkori-bungu.com/wp-content/uploads/2020/07/kakimori04.jpg)
おそらく、クリアーキャンディと同じ形状のニブ。
なので使い始めはカリカリでインクフローもあまりよくないかなと想像していたのですが、その通りでした。
使い込むうちにペン先もこなれてきて、インクフローもよくなり、書きやすくなります。
総評
カキモリオリジナルの万年筆ですが、セーラー万年筆のプロフィットJr.とほぼ同じ仕様。
書き心地もほぼ同じでしょう。
2,000円と3,500円の価格差をどう捉えるかですね。
ただし、金色が好きな人は、迷わずカキモリを選択するべきでしょう