カキモリは、台東区の蔵前にある文具店です。
オリジナルのノートが作れるお店として有名ですね。
ぼくはオリジナルのノートには興味はありませんでした。
そのかわり、オリジナルの万年筆やローラーボールペンを出していたので、そこで興味を持っていました。
購入動機
数年前に、雑誌かネットか忘れましたが、この商品の記事を見て、どうしても欲しくなり、店舗に行きました。
平日の夕方に訪問したのですが、たくさんのお客様でにぎわっていました。
みなさん、ノートを制作するのが目的だったように思います。
店舗内をさまよい、奥の棚にこのローラーボールペンがあるのを発見し、購入しました。
デザイン
そのころに流行していた透明軸を採用しています。
コンバーターも付属していました。
コンバーターの規格は、ヨーロッパタイプのものです。
モンブランやデルタのコンバーターも使えるはずです。
カートリッジも、同様にヨーロッパタイプのものが使えるはずです。
このコンバーターは、おそらく付属していたものではありません。
インクは、モンブランのロイヤルブルーを入れています。
書き味
少し太めのローラーボールペンです。
写真は、フリクションの 0.5 との比較になります。
国内メーカーの万年筆の、中細くらいの字幅でしょうか。
筆記する際の角度があわないと、書き心地はあまりよくはありません。
インクフローが安定しなくなってしまうのです。
長く使用していて慣れてくるかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
ペンを立てて書いてしまうとインクが出なくなります。
45度くらいに傾けて書くとインクフローがよくなります。
カキモリのホームページの注意書きページを見ると、『カキモリの顔料インク専用』と書いてありました。
顔料インクの場合、放置すると固まってしまいますので、おすすめしません。
普通の万年筆のインクの使用をおすすめします。
総評
好きなインクでローラーボールペンを使用したい場合にはよいでしょう。
筆記する際の角度が合う人には良い商品だと思います。